甘酒と言えば冬やお正月に楽しむイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は歴史ある飲み物で神様にお供えするものでもあるのです。
今回は甘酒の歴史と、京都の梅宮神社で開催される「甘酒祭」についてご紹介します。甘酒についてもっと深く知りたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
酒造業の安全繁栄を甘酒で祈願する歴史ある甘酒祭
神様にお供えするものはお米から作られるものですから、お酒やお餅、そして「甘酒」もその一つです。古くからお米は神様が育てていたものとされているため、地上で作ったお米を感謝の気持ちを込めてお供えするのです。
栄養価と美容効果に注目され、お正月以外でも甘酒を飲むようになったのはごく最近のこと。しかし実は、古くから日本中で親しまれ、お供えものとして神様に捧げていた歴史ある飲み物なのです。
そんな甘酒を用いたお祭りは日本全国で開催されているのですが、
1.お祭りの主役が甘酒
2.お祭りのときのお供物に甘酒を用いるもの
の2パターンあります。
甘酒が主役のお祭りは酒造業の安全繁栄のために開催され、開催時に甘酒が振る舞われることもありますので、厳かな雰囲気の中で甘酒の味を楽しめるでしょう。
2.の場合は「甘酒祭」という名前ではないのでわかりにくいかもしれませんが、神社で開催されるお祭りのお供えものに注目すると、甘酒が含まれているかがわかります。
京都の梅宮神社の甘酒祭は毎年2月11日に開催される
京都の梅宮神宮で開催される甘酒祭は、先ほどご紹介した「お祭りの主役が甘酒」に該当するお祭りです。
甘酒を作る酒造業の安全繁栄と氏子が冬を無事に越せるように祈願するお祭りで、奉納された酒粕で作った甘酒を神前にお供えします。このときに作った甘酒が無料で振る舞われるため、参加した際にはぜひいただくと良いでしょう。
梅宮神宮で開催される甘酒祭は毎年2月11日に開催されます。詳細は公式サイトなどで確認できますので、時期がきたらぜひチェックしてみてください。
梅宮神宮 ホームページはこちら
まとめ
神様が天界で作っていたとされるお米からできる甘酒は、神様のお供えものとして古くから親しまれていました。
酒解神、酒解子神が祀られている梅宮神社では、毎年酒造安全と子孫繁栄を祈願する「甘酒祭」が開催されていますので、機会があればぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
甘酒の歴史を知れば、今よりもさらに美味しく楽しめる気がしませんか?
京都伏見のAMAZAKE HOUSEでお待ちしてます♪
私たちは京都伏見のAMAZAKE HOUSE (甘酒ハウス) という手作り生甘酒のお店です。京都産のお米と厳選した米麹を使用した、こだわりの甘酒を提供しています!
AMAZAKE HOUSEの店舗がある京都伏見は、日本酒の生産地として有名な発酵文化の根付く街です。
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京都観光の際は是非伏見酒蔵地区へもお越しいただき、当店の生甘酒をお楽しみください。
お店の近くには月桂冠大倉記念館や、寺田屋、御香宮神社というスポットもあります。AMAZAKE HOUSEは竜馬通りという観光地内にありますので、観光の合間にぜひお立ち寄りください!
パイナップル甘酒スムージーや梅しそソーダなど夏季限定のメニューもご準備しています♪
京都伏見の手作り生甘酒の専門店。
日本酒や甘酒、麹の文化を世界に発信している。日本酒体験ツアーの運営も行っており、国際唎酒師がガイドを務める自社ツアーKyoto Insider Sake Experienceは、世界中から多くの日本酒ファンが参加する。
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