甘酒は「酒」という名前が付いているので、「アルコールが入っているお酒なのでは?」と心配する人もいるでしょう。
甘酒には大きく分けて酒粕を使ったものと米麹を使ったものの2種類ありますが、酒粕を使った甘酒はアルコールが若干入っています。
では酒粕からできた甘酒のアルコールはどれくらいなのでしょうか?子供や妊婦でも飲めるのか説明しましょう。
甘酒のアルコールは1%未満なのでソフトドリンク
市販の甘酒のパッケージを見ると「清涼飲料水」「ソフトドリンク」などの表記がしてあるはずです。基本的に市販の甘酒は酒粕を使っていても、アルコール度数は1%未満なので「お酒」の分類には含まれません。
しかし、自分で甘酒を作る場合はアルコールが1%を超える可能性があるので注意が必要です。甘酒を作るのに使う酒粕100gには約8%のアルコールが含まれており、その後加熱してアルコールが飛んでも約5.5%は残ります。
5.5%のアルコールが残っている甘酒を飲むと、量にもよりますが酔ったり飲酒運転になったりするので注意しましょう。
自分で甘酒を作る場合でも原料が米麹であれば、アルコールは0%です。アルコールが心配なら市販の甘酒か自家製の米麹を使った甘酒を選びましょう。
甘酒はアルコール度数が低いけど子供・妊婦が飲んでも大丈夫?
手軽に飲める甘酒はやはり市販のものでしょうが、1%未満とは言えアルコールが含まれているので、子供や妊婦が飲んでも大丈夫なのでしょうか?
まず子供ですが、やはり多少でもアルコールが入っている甘酒は飲ませないほうが良いです。日本ではアルコールは20歳からと決まっていますから、清涼飲料水であり1%未満のアルコールだったとしても子供にはよくありませんので、米麹からできたものを与えましょう。
妊婦さんの場合は酒粕からできた甘酒でも、一度に大量に飲まなければ赤ちゃんへの影響は心配ないですが、できればアルコールが含まれない米麹からできた甘酒を選んだほうが良いです。特に妊娠中は後期になれば便秘に悩まされることも多いと思います。麹甘酒は腸内環境を改善することで便秘を解消する効果もあります。
まとめ
甘酒には米麹からできたものと酒粕からできたものの2種類あります。米麹からできた甘酒はアルコール0%、酒粕からできた甘酒は1%未満なので、どちらも清涼飲料水です。
ただし、アルコールに弱い子供や赤ちゃんに影響を与えてしまうかもしれない妊婦さんは、酒粕ではなく米麹からできた甘酒を選んだほうが良いでしょう。
甘酒全てが飲めないというわけではないので、原材料をチェックしながら安心して飲めるほうを楽しみましょう。
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私たちは京都伏見のAMAZAKE HOUSE (甘酒ハウス) という手作り生甘酒のお店です。京都産のお米と米麹を使用した、こだわりの甘酒を提供しています!
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京都伏見の手作り生甘酒の専門店。
日本酒や甘酒、麹の文化を世界に発信している。日本酒体験ツアーの運営も行っており、国際唎酒師がガイドを務める自社ツアーKyoto Insider Sake Experienceは、世界中から多くの日本酒ファンが参加する。
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パイナップル甘酒スムージーや梅しそソーダなど夏季限定のメニューもご準備しています。