「飲む点滴」と言われるほど栄養価の高い甘酒。市販のものも美味しくて手軽に楽しめますが、時間に余裕があるならぜひ「手作りの甘酒」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
手作りの甘酒はお手製ならではの深みのある味わいが楽しめます。「作ったことはないけど手作りの甘酒を楽しみたい!」という人のために、今回は甘酒の作り方と作るときの注意点を紹介しましょう。
初心者でもできる甘酒の作り方!手作りならではの味を楽しもう
甘酒作りは初心者にはハードルが高いと思っている人もいるかもしれませんが、下ごしらえをしたらあとはそのまま時間を置くだけと意外と簡単なのです。作り方を説明しますので、ぜひ次のお休みの日にでもトライしてみてはいかがでしょうか?
甘酒の作り方
材料
- お米・・・1合
- 生の米麹・・・400g(乾燥麹の場合は200g)
- お米を炊く用の水・・・360ml
- 冷ますための水・・・360ml
作り方
- お米1合を水で洗い、水360mlと一緒に炊飯器へ入れて炊きます。
- ご飯が炊けたら、1.の中に水360mlを少しずつ入れていきましょう。このとき、炊飯器は保温状態のままにしておいてください。
- 1.に米麹400gを入れ、全体をよく混ぜます。
- 炊飯器の蓋を開けたままにして、代わりに水で濡らしたふきんで蓋をしましょう。このまま6~8時間放置します。
- とろみのあるペースト状になれば完成です。
甘酒を作るときの注意点
麹菌の酵素は60度以上になると徐々に壊れてしまいます。炊けたご飯に水を入れて冷ますときは、温度計でこまめに温度を測って60度になるよう調節しましょう。また50度を下回ると乳酸菌やその他の雑菌が繁殖しやすくなります。55度〜60度に保ことがポイントです。
濡れたふきんを蓋代わりにして放置するときは、ふきんが乾いてしまわないように3~4時間に一度ふきんを湿らせてください。
甘酒の保存方法
甘酒は空気が入りやすい環境で保管をすると、味が落ちたりカビが生えたりする可能性があります。保存するときは煮沸消毒をした密閉容器か、新品のジッパー付き袋などに入れて保管しましょう。
ちなみに甘酒の消費期限は約1週間ほどです。1週間で飲みきれないときは冷凍保存をすると1ヶ月ほどもちます。ただし冷凍するときはジッパー付きの袋に入れて空気を抜き、平にして入れると冷凍庫の保管スペースを圧迫しないので参考にしてください。
まとめ
甘酒だけに関わらずどんな料理でも手作りすれば愛着がわき、よりいっそう味がおいしく感じるものです。
甘酒は米麹さえ用意しておけば、使い慣れた炊飯器で作れるので初心者でも挑戦しやすいのではないでしょうか?
楽しみながら手作りすれば、さらに甘酒のことが好きになれるかもしれません。
AMAZAKE HOUSEでお待ちしてます!
私たちは京都伏見のAMAZAKE HOUSE (甘酒ハウス) という手作り生甘酒のお店です。京都産のお米と米麹を使用した、こだわりの甘酒を提供しています!
AMAZAKE HOUSEの店舗がある京都伏見は、日本酒の生産地として有名な発酵文化の根付く街です。
幕末の志士達も駆け抜けた風情ある酒蔵の並ぶ街並みや、桜や柳が綺麗で十石舟が行き交う濠川、京の都を遷都した桓武天皇陵や明治天皇陵のある桃山など魅力あふれる街です。
京都観光の際は是非伏見酒蔵地区へもお越しいただき、当店の生甘酒をお楽しみください。
お店の近くには月桂冠大倉記念館や、寺田屋、御香宮神社というスポットもあります。AMAZAKE HOUSEは竜馬通りという観光地内にありますので、観光の合間にぜひお立ち寄りください!
京都伏見の手作り生甘酒の専門店。
日本酒や甘酒、麹の文化を世界に発信している。日本酒体験ツアーの運営も行っており、国際唎酒師がガイドを務める自社ツアーKyoto Insider Sake Experienceは、世界中から多くの日本酒ファンが参加する。
京都伏見の手作り生甘酒の専門店。日本酒や甘酒、麹の文化を世界に発信している。日本酒体験ツアーの運営も行っており、国際唎酒師がガイドを務める自社ツアーKyoto Insider Sake Experienceは、世界中から多くの日本酒ファンが参加する。